ピンヒールを履いて颯爽と歩く姿は女性にも、また男性にも憧れを抱かせます。いつまでもそういう若さを持ち続けたいという爽やかな願いを感じさせる句です。
「歩く」の題で将棋の「歩」に着眼し、たくみに一から地道な努力をすることの大切さを句にされた上手い句だと思います。
立てば歩けと言われたのは遠い昔、でも現代は老いてからもなお立って歩けと言われる厳しい時代です。その厳しさを巧みに川柳のおかしみに作句されました。
芭蕉の奥の細道は偉大な作品ですが、一歩の歩みから始まりました。歩くことの大切さとの結びつけが巧み。
苦労した時代に履いていた靴が象徴するのは、そのころの思い出です。過去を振り返らないという生き方もかっこいいですが、こういう頑固さもまた大切だと思えます。
人生もスマホではなく前向いて歩きたいですね。
この「歩く」というのは「急がない生き方」だと思えます。
ずっと自転車に乗っていればいいのに・・。
目尻の小じわのこと、いらんのにがユーモラスです。
若者だけでなく年配者もひきこむポケモンの凄さ。
戦後の日本の苦労を、「歩く国」と詠まれたのが良い。
八十路でもまだ竹馬で歩ける元気をいつまでも。
嬉しい日はスキップ、しかも八分音符で弾みます。
少子化をランドセルに対比させたところが素晴らしい。
ただ歩く、という語句にエキストラの悲哀が窺えます。
本当はうつむきたい、でも男の自尊心がそうさせません。
こんなに好かれてみたいですね。
孫かわいさ、の気持が良くでています。
この景色をみるために、敢えて歩くのです。
かわいい子が「歩」いたのはセピア色の昔のこと。
一日でも長く歩き続けたいという願いを込めて歩きます。
歩くこと、歩けることはなによりの贅沢なのかも。
ウォーキングをしている人は、そうそうと思い当たります。
でも、挑戦する気持ちを持ち続けることが大事なのです。
車優先社会への批判が込められています。
母の声に何度も励まされました。
頑固おやじがふと見せた気弱さ、ちょっぴり寂しさも。
そうだよね、と思わず相槌を打ちました。
犬がふり向くというのがユーモラスですね。
こういう時に家族の絆というものを感じます。