実りというと、果実ということで何か金先天的価値のある物、成功の証しとなるものを思い浮かべがちですが、本当は人それぞれの人生の中で実りだと感じるもの、かけがえのないものは違ってあたりまえだと言っているのです。
これも同じですね。形あるものだけが実りなのではなく、いい話、心を豊かにする話という実り、ごちそうがあると言うのです。句全体をひらかなにしているのも効果的です。
晩年にさしかかり、自分の一番華やかなりし時を思い出しています。そういう盛りはもう過ぎたんだなと悟りの境地ですね。こういう淡々とした境地の川柳もいいなあと思いました。
単身赴任先に届くふるさとからの宅急便、これほどありがたいものはないですね。親の有り難さ、故郷のある幸せをかみしめる瞬間です。なぜかしら柿や栗など秋の実りが似合うのも宅急便です。
空き家の庭にも去年と同じようにカボスの実がなりました。主はいなくとも自然は分け隔てなく実りをもたらしてくれ、それはまるで主を待っているようです。主の帰りを待つのはカボスではなく実は作者なのではないでしょうか。
同感!農作物に限らずこういうことってありますよね。
挫折した都会からのUターン、それなりの実りがあったのなら良かった。
人生最後はかくありたいものですね。
介護はつらいもの、でも喜んで貰えたのなら実りある一日です。
実ることを信じて続けた苦労、今年こそ実って欲しいですね。
種を播かなければ実ることもない。どんなことにもある原点。
頭を垂れる稲ももとは一粒の種。自然の恵みのありがたさです。
稲光りってお米の実りに関係があったんですね。意外でした。
夢の中でしか実らない夢、でも夢見ることは大事です。
風は「実り」と「空(から)」にこだわりや分け隔てなく拭きます。
そのとおりですね、世の中にはならぬこともあります。
健康に育ってくれたお子さんがいる幸せが見えるようです。
猛暑の夏と結果がでる春までの時間差が川柳ですね。
農家の苦労などどこふく風のTPP、ちょっと肚が立ちますね。
きれいな紙吹雪ですが、散らせるための裏方の苦労は大変なもの。
かわいいデザートも実りだと言われれば、なるほどと思います。
書き添える心のほうにも実りがあるように思いました。
50年という年月を思えば実って欲しいものです。
乗り越えられれば、また実って来るものがありそうです。
分かりかけたときに充実感が湧いてくるのかも知れません。
笑いごとではないのかも知れませんが、思わず笑ってしまいました。
本当にいつもそう思います。なにか手だてはないものでしょうか。
近頃はなにもかも便利になりすぎて、こういう教えは大事ですね。
見えないところにこんな助っ人が居たのですね。
実り過ぎと見えるしわ、良い人生だったことが窺えます。